信長貴富「ハミングのためのエチュード」 | Call us

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信長貴富「ハミングのためのエチュード」

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作曲:信長貴富
指揮:水戸博之
演奏:東京混声合唱団
撮影・録音:松岡大海、久保木英紀
編集:松岡大海

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作曲者からのメッセージ:

この曲は山田和樹さんのご提案と理念を私なりに形にしたものです。新型コロナウイルスの拡大によって活動が難しくなっている合唱団が多い中で、日常の中に声を合わせる場面を復活させ、ひいては合唱活動を拡大させる、その小さなきっかけを作ることを一番のねらいとしています。

 特に重視したことは子どもから大人まで幅広く歌える(歌える部分がある)ものにすること。そのために、ユニゾンや二部合唱で歌える箇所を設けることや、混・男・女声(童声)問わずどの編成でも歌える譜面になっている等の工夫を盛り込んでいます。

 ハミングのみの音楽を作るにあたっては、歌詞が無いことをどう乗り越えるか、歌唱のモチベーションをどう作るかが一番の課題であると私は感じていました。純粋に器楽的に作曲するよりも、曲の背景に言葉の気配があり、その意味や言葉らしい運動性を手がかりとして歌う動機を作っていくことができないかと考えました。そうして考案した仕掛けが岡野貞一作曲の「故郷」を用いたダブルコーラスです。オリジナルの旋律[A]とそれを四声に広げた[B]、それに対して「故郷」[C]が示され、最終形として二重合唱[B+C]へと発展するという仕掛けです。

 「故郷」の詩は、いまはその景色の中に立っていない主人公が遠く離れた土地や人々を思っている、そういう内容です。[A]や[B]はそのような具体的な心情を帯びていないわけですが、背後にその風景が透けている、あるいはいま立っている場所から「故郷」を遙かに見ている、そんなふうに感じられるかも知れません。あるいはその二つの重なり合いに、コロナ禍で声を合わせようとすることの意味を見出してくださる方もいらっしゃるかも知れないと思います。歌詞がないぶん、解釈は広がるでしょう。

 合唱団は何かの本番に向けて練習を積み重ねていることが多いわけですが、日々の練習あるいは生活の中にこそ歌う喜びがある、そんなイメージを実現したいと思い「エチュード」という言葉を表題に用いました。合唱団の技術的な進度に合わせて部分的に練習に取り入れたり、ゲーム感覚で[A]から[B+C]へとクリアしていったり、自由に使っていただければと思っています。

2020年7月 信長貴富

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